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紅南陽葡萄

紅南陽葡萄(欧米雑種)

甜度可高達19度~

本種は山形県南陽市嵐田昭雄氏園において、1977年にデラウェアの変芽として発見された早熟種であり、1986年7月登録品種(第1032号)となり、 当所では果 種協を通して許諾を得、販売している。本種はデラウェア(以下デラと略す)と特性は似ているが早熟性と、房・粒が大きく変異している点が特徴である。房は 有岐円筒大房、密着形(デラ145gに対して197g平均)、果 粒は大粒短卵形(デラ1.5gに対して2.3g)。ジベ処理の適期の幅は長く、失敗はほとんどない。無処理の場含は花流れして単為結果 するため必ずジベ処理しなければならないが、開花前(新梢の葉数6~7枚の時)一回のみの処理でデラより早熟になり、大粒大房になる省力品種である。果 色は鮮紅色~紫赤色でデラと同じ。糖度は高く(デラ17度の時、18度)19度に達する。肉質は塊状、酸味少なく、食味はデラと同じ。熟期はデラより 7~10日早熟である。裂果 は少なく脱粒性は中。貯蔵性あり。樹勢はデラと同じだが枝梢はやや細い。施設栽培するとなお有利。耐病性、耐寒性強く、栽培容易で適地は幅広い。







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